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富士通、オンライン学習支援サービスを無償提供

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 富士通は「GIGAスクール構想」による1人1台端末整備の前倒しを受け、オンライン学習や家庭学習を支援する新たなサービスの無償提供を30日から始める。対象はWindowsタブレットを導入する全国の小・中学校、高校、特別支援学校。オンライン学習の予定を教員と児童・生徒が簡単に共有できる。
 同社の「オンライン学習環境支援サービス」では、オンライン学習の日時や内容に加え、「Microsoft Teams」や「Google Meet」「Zoom」など使用するオンラインツールについて、教員が対象となる児童・生徒を選択して通知する。児童・生徒はブラウザー上に表示された学習予定をタップするだけでオンライン学習に参加できる。無償で利用できる期間は利用開始から1年間。今のところ、申し込み期限は設けていないという。
 同社は8月3日にも、ボタン一つの操作でタブレットのネットワークを学校または家庭に切り替えられる「future瞬快コネクト」の無償提供を発表した。学校でタブレットをネットワークに接続する際には、家庭のWi―Fi IDとパスワードを自動で削除する機能も搭載する。
 利用開始後は永続的に無償とし、申し込み期限は設定していない。既に40教委などから申し込みがあり、導入は約20万台に上っている。

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