給食のアレルギー食物、LINEで通知
13面記事 LINEとその子会社で福岡市を拠点とするLINEFukuokaは8月20日から、市立小学校の給食献立に含まれるアレルギー品目の通知や献立情報を受け取れるサービス「あんしん給食管理」を始めた。福岡市公式LINEアカウントから通知を受け取れる。
福岡市では、小学生の3・1%(2019年5月1日時点)に食物アレルギーがある。給食でのアレルギー事故防止のために、保護者や教職員が毎月配布される「詳細献立表」でアレルギー品目の確認をしてきたが、個人による作業でチェック漏れのリスクが高く、家庭や学校現場での確認作業の負担が課題となっていた。
保護者は子どもが通っている学校名とアレルギー品目、メッセージを受け取りたい時間を設定すると、アレルゲンとなる食物が含まれる献立の日に通知が届く。アレルギーがない場合でも、学校名と配信時間を設定すれば、給食の献立情報だけ受け取ることもできるという。