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千葉市教委の体罰実態、管理職が回答用紙を集め、3件判明

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市町村教委

 千葉市教委が児童・生徒、教職員を対象に、体罰とセクシュアル・ハラスメントの実態を調べたところ、昨年度は体罰が3件あったことが分かった。
 前年度より1件少なかったが、依然として撲滅できていない。セクシュアル・ハラスメントは24人の小学生、41人の中学生、1人の高校生、30人の教職員から訴えが出た。
 この調査では、児童・生徒が回答するにあたって、学級担任の関与を避け、校長・教頭らが教室をまわって回答用紙を回収することとした。教育委員会に郵送で回答することも可能とした。
 体罰をめぐっては、平成24年に大阪市で部活動の顧問から暴行を受けていた生徒が亡くなったことを受け、文科省が児童・生徒を対象とした全国調査を行ったが、後に、体罰を理由として処分を受けた教員の数を調べるにとどめている。

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