トラブル旅行社 砂漠のフルーツ狩りツアー
16面記事廣嶋 玲子 文
コマツシンヤ 絵
大悟は、学校から帰ってきて喉がカラカラ。冷蔵庫にあった見たこともないジュースを飲んでしまう。「みんなで飲むので勝手にのまないように」とテーブルの上のお母さんのメモを発見し青ざめた。
町で同じジュースを探していると、「問題を解決する旅を提供する『トラブル旅行社』」を発見。
中に入ってみる。オーナーの志久尻芥傑斎にジュースを探していると話すと、ジュースの再現に必要なフルーツ狩りツアーに参加することに。部屋が突如、砂漠に変わりツアースタート。言葉を話すミミズクと共に冒険が始まる。大悟はフルーツを見つけてジュースを手に入れられるのか。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ」(偕成社)の著者の最新作。
(1100円 金の星社)
(Tel03・3861・1861)