本社調査 「コロナ下の教育施策」(2)
NEWS日本教育新聞社は7月、新型コロナウイルス感染症に伴う全国状況を探ろうと、抽出した教育委員会の教育長を対象にアンケートを行った。授業の遅れに対する認識などについて回答を求め、8月10・17日付で詳報している。電子版では、回答のうち、各地の教育委員会の施策などについての自由記述を紹介する。
■佐賀県吉野ヶ里町からの回答
Q 最近の教育界の動きについてご意見がありましたら自由にお書きください。
A 臨時休業により、オンラインのリモート授業がクローズアップされている。それによりICTの環境等が整備されていくのはとても良いことだと思う。その一方で、学校生活全般の中にはリモートでできることとできないことがある。できることを試行錯誤して可能性を広げるとともに、リモートではできないことも議論等の俎上にのせ、今後多くの学校でどのように対応していかなければならないのかを明らかにしていく必要がある。