大学入学共通テスト、7%が第2日程を希望 高校生に意向調査
2面記事 新型コロナウイルス感染拡大に伴う学習の遅れに配慮するため、日程を選べるようにした来年1月の大学入学共通テストについて、文科省は高校生を対象として行った意向調査の結果を明らかにした。16~17日(第1日程)を希望する人は43万1千人、30~31日(第2日程)を希望する人は3万2千人だった。
大学入試センターは9月28日から10月8日まで出願を受け付ける。出願時にどちらの日程で受験するかを申告し、出願後は変更できないとしている。病気などで受験できなかった場合は、追試を受けることができる。
一方、萩生田光一文科相は7月31日の定例記者会見で、「先の豪雨、新型コロナウイルス罹患状況の影響によって意向は変わり得るが、受験生がどのような選択をしても不利益がないよう、試験実施に向けた必要な準備を大学入試センターと連携して進めたい」などと話した。