少人数学級化の要望も 文科相が校長会会長らと意見交換
1面記事 萩生田光一文科相は30日、各校種の校長会の会長を省内に招いて、意見交換を非公開で行った。文科省の説明によると、全国連合小学校長会、全日本中学校長会からは、新型コロナウイルス感染症の影響に関して、年度内に本年度の学習事項を終えられそうな見通しである旨の発言がある一方、消毒業務が負担になっているとの声が上がった。全国高等学校長協会からも、授業の遅れに関する発言はなかったという。
全国特別支援学校長会、日本私立小学校連合会の会長も出席した。公立小・中学校側からは、学校再開後、不登校が一時は減ったものの、増えた学校があり、少人数学級化を求める声が上がった。
修学旅行に関して萩生田氏は3月までに何とか実施してほしいと要請した。