海を守るアライアンスが始動 日本財団ビルにてキックオフミーティング開催
NEWSALLIANCE FOR THE BLUE
ALLIANCE FOR THE BLUE(以下AFB)キックオフミーティングが2020年7月29日、日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)にて開催された。AFBは、日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクトである「海と日本PROJECT」の一環として立ち上げられた団体だ。海の豊かさを守る商品づくりと持続可能な仕組みづくりを、企業と生活者がともに実践することにより、めぐみ豊かな海を次世代に引き継ぐことを目的としている。
協働企業には、日本教育新聞社のほか、川崎重工株式会社、コクヨ株式会社、株式会社セブン&アイHLDGS、大日本印刷株式会社ほか多数の企業が名乗りを上げ、すでに進行中のプロジェクトもある。
キックオフミーティング冒頭では、主催挨拶として日本財団会長の笹川陽平氏が登壇。これまでの人類の歴史が「陸地を中心とした歴史」であったことに触れ、「海に守られる日本」から「世界の海を守る日本」への意識変容の必要性を訴えたほか、AFBに対しては、異業種間の交流によるイノベーションへの期待を語った。
続くパネルディスカッションでは、AFBの活動紹介後、協働企業の代表者が各社の課題や改善のための活動について述べ、本質的な課題解決などをテーマに討論した。
今後はAFB協働企業各社が目的達成に向け、活発に動き出すことになりそうだ。
「ALLIANCE FOR THE BLUE」= https://www.alliancefortheblue.org/
「海と日本PROJECT」= https://uminohi.jp/