組立式間仕切「ファミプラ」

三和シヤッター工業

　三和シヤッター工業(株)（本社＝東京都板橋区　高山盟司社長）は、組立が簡単なプラスチック製ダンボールのパネルを採用した「ファミプラ」に透明パネルを追加し、7月1日にリニューアルした。
　同社は、必要な時に自由なレイアウトで簡単に組立、設置が可能な避難所間仕切「ファミプラ」を2016年に販売開始。以後、避難生活時のプライバシー確保に寄与してきた。今回バリエーションに追加された透明パネルは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う密集・密接防止、打合せスペースでの飛沫対策など、さまざまな用途で活用できる。
　これからの季節、集中豪雨や台風などで体育館等を避難施設として使用することなどが想定されるが、避難所は密集状態となりやすく、新型コロナウイルス感染症の感染リスクも高くなる。ファミプラは1・8mと十分な高さがあるため、密集・密接状態の回避対策として最適だ。オプションとしてカーテンを出入り口に付けることもできる。また、ポスト（支柱）にパネルや補強材を差し込むだけで、簡単に組み立てられることも大きな魅力の一つ。部材をばらせば再び保管でき、繰り返し使用することも可能だ。保管時の湿気にも強く、長期保管も実現。なお、本製品は紙製や布製と比べて耐水性があるため、繰り返しのアルコール拭きにも耐えられる。
　同社では、今後もさまざまな防災関連商品の拡充とワークスタイルに応じた安全、安心、快適の提供に力を入れて社会に貢献するとしている。
　問い合わせ＝三和シヤッター工業(株)　Tel03・3346・3011
　https://www.sanwa-ss.co.jp/