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先生になりたい子ども減少

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 化学繊維などを製造しているクラレ(東京・千代田区)が行った「将来就きたい職業」のアンケート調査で、教員を挙げる子どもの割合が、男女共に減少した。
 今年小学校を卒業した6年生とその保護者を対象に実施。1~3月にかけて調査し、男子478人、女子543人から回答を得た。
 教員になりたいと答えた男子の割合は2・7%で10位だった。昨年は3・1%で8位、一昨年は5・0%で3位だった。
 教員になりたいと答えた女子の割合は5・3%で6位。昨年は6・9%で1位、一昨年は6・1%で3位だった。
 今年の男子1位はスポーツ選手で、2位は医師。3位の大工・職人は昨年6位だった。建築家も昨年の11位から8位まで順位を上げた。
 女子1位は保育士。2位看護師、3位パティシエ・パン屋と続いた。昨年9位の医師が4位、同14位の薬剤師が5位と、医療関係が順位を上げた。
 将来子どもを教員にしたいと考える保護者は男子で2・9%、女子は3・7%だった。昨年と比較すると、男子は0・4ポイント増加、女子は2・3ポイント減少した。
 保護者が就かせたい職業は、男子の1位が公務員、女子の1位が看護師と、昨年と同様の結果となった。

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