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学研が「ウイルスのひみつ」を電子版で公開、授業での利用も

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 学研ホールディングスのグループ会社、学研プラス(東京・品川区)は、総合的な学習の時間などでの活用を想定し、学校図書館などに寄贈してきた「学研まんがでよくわかるシリーズ」に、特別編として「ウイルスのひみつ」を加えた。新型コロナウイルスをはじめ、ウイルス全般についての知識を得ることができる。電子版としての刊行で、だれでも無料で読める。学校の授業での活用も可能だという。
 新作の「ウイルスのひみつ」では、学校休業中の親子が登場。医師の母親が休暇のため、自宅で子どもにウイルスについて解説する中、家族の1人が、感染の危機にさらされそうになる場面を描くなどしている。浜松医療センター院長補佐の矢野邦夫さんが監修した。
 「学研まんがでよくわかるシリーズ」は企業や自治体の協力を得て、印刷したものを学校などに寄贈してきた。電子版も出している。40年あまり前に刊行を始めた学習まんがの伝統を受け継ぎ、欄外には、まめ知識をつづった短文を各ページに載せている。

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