自民党の秋季入学制度検討ワーキングチームは2日、提言書を安倍晋三首相に提出した。ワーキングチーム座長で前文科相の柴山昌彦衆院議員は、「緊急事態宣言が解除された中で幅広い意見の集約が必要という観点から9月入学は腰を落ち着けて議論する、まず当面の学びの保障、オンライン教育の充実だとか、カリキュラムを2週間から1ヶ月後ろ倒しにする、試験についても配慮するといった議論の整理をお願いしたいと提言としてまとめた」などと話した。
　安倍首相は、「提言を踏まえて、各省庁でしっかり検討させたい」などと応じた。