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教員経験者らの人材バンク開設 授業再開に備え

2面記事

文部科学省

文科省

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う学校休業の終了に備えて文科省は「学校・子ども応援サポーター人材バンク」を開設した。教育活動再開後、密集を避けて授業を行うため、教員の人数が従来以上に必要になることが見込まれている。教員経験者をはじめとするさまざまな立場の人を募集している。既に、文科省のホームページで申し込みを受け付けている
 学校再開後、地方自治体が円滑に要員を確保できるようにするため、国として、登録制度を設けた。
 業務内容として文科省は、非常勤講師として授業を行うことをはじめ、授業の補助、児童・生徒への個別指導、ICT(情報通信技術)の活用に関する支援、事務作業、校舎内の消毒などを挙げている。
 申し込みに当たって、教員免許の有無は問わないが、1人で授業ができるかどうかを答える。学習支援は元教員や教員志望者、塾講師などが担当することを想定している。
 勤務を希望する市町村を指定してもらい、文科省はそれに従って名簿を製作。希望する市町村が属する各都道府県または政令指定都市に名簿を提供する。自治体ごとに採用するかどうかを決める。
 勤務条件も自治体が決める。謝金を払う場合も払わない場合もあるとしている。

文部科学省

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