竹内栖鳳とアニマルパラダイス展
9面記事竹内栖鳳 <班猫>【重要文化財】 1924(大正13)年 絹本・彩色 山種美術館
山種美術館
山種美術館(東京都渋谷区)は【特別展】「竹内栖鳳<班猫>とアニマルパラダイス」(共催=日本経済新聞社)を開催する。
近代京都画壇を牽引し、卓越した描写力で動物画の名手として高く評価された竹内栖鳳 (1864~1942)をはじめとする、近・現代日本画家の魅力あふれる動物絵画を一挙に公開。
1924年に制作された<班猫>【重要文化財】は、栖鳳の代表作であり、近代日本画における動物画の傑作としても知られる。猫のしなやかな動きや鋭い視線、柔らかな毛を巧みな筆遣いで描き出した<班猫>を約4年ぶりに特別公開するとともに、栖鳳が動物を描いた絵画17点を紹介する。
また、栖鳳に学んだ西村五雲、西山翠嶂など動物表現を得意とする京都の画家や小林古径、奥村土牛ら東京画壇を代表する画家たちの個性豊かな動物画の優品を一堂に展示。生き物へのあたたかなまなざしが感じられる多彩な作品を堪能したい。
【展覧会概要】
・名称=【特別展】「竹内栖鳳<班猫>とアニマルパラダイス」
・会期=5月16日(土)~7月12日(日)※会期は変更になる場合有り※休館日は月曜日
・会場=山種美術館(東京都渋谷区広尾3―12―36)
・開館時間=10時~17時まで(予定) ※入館は16時30分まで
・問い合わせ=050・5541・8600(ハローダイヤル)
※新型コロナウイルスの影響により休館・延期・中止等になる場合もあるので下記ホームページで確認を。
美術館ホームページ http://www.yamatane-museum.jp/
竹内栖鳳 <みゝづく> 1933(昭和8)年頃 絹本・彩色 山種美術館