北海道教委・札幌市教委が学校管理職人事 小中の女性校長23人が新規採用
北海道版 北海道教委がこのほど発表した令和2年度公立学校の校長・副校長・教頭人事異動状況(4月1日付、札幌市を除く)によると、市町村立小中学校の校長の異動総数は前年より7人増の490人で異動率は1・4ポイント増の39・9%、教頭は前年より38人増の550人で、異動率は3・6ポイント増の44・3%となった。
高等学校・中等教育学校・特別支援学校の校長の異動総数は16人増の135人で、異動率は6・1ポイント増の49・1%。副校長は5人減の22人で異動率は10ポイント減の50・0%、教頭は4人減の157人で、異動率は0・8ポイント減の48・4%となっている。
女性管理職は、小中校長総数1227人のうち101人で8人減。高校・特別支援校は校長総数275人のうち高校が7人、特支6人の計13人で前年より1人増となった。教頭は小中校総数1242人中145人で6人増、高校・特支は総数331人のうち高校13人、特別支援12人の計25人で4人増となった。このうち、新規採用者の校長は小中学校が17人、高校なし、特別支援が2人。教頭は小中が29人、高校が4人、特別支援が4人となっている。
再任用の管理職については、校長は小中1名、高校1人、特別支援3人、教頭は小中が2人、高校が14人、特別支援は3人となった。
札幌市教委の発表(4月1日付)によると、市立小中の校長の異動総数は5人減の109人で、異動率は1・57ポイント減の37・07%。教頭の異動総数は8人増の140人で異動率は3・14ポイント増の45・23%となった。市立高校校長の異動総数は前年と同じく4人で、異動率は変わらず30・77%。副校長は2人減の2人で異動率は23・81ポイント減の33・33%、教頭は3人増の7人で、異動率は23・08ポイント増の53・85%であった。市の女性管理職は、小中学校校長総数294人のうち3人増の46名、教頭は総数297人中5人増の49人。このうち新規採用者は校長が6人、教頭が16人となっている。