めぐみの森
13面記事藤原 幸一 写真・文
ミャンマーとタイの国境の原生林には、先住民・カレン族が何百年も前から暮らしている。昔から食料や薬を自然から手に入れ、服まで作っている。また山を越えた森にはカヤン族が住む。村では食料や原料を採ってきて石のすり鉢とすりこぎで薬や料理を作る。体にいいかは動物たちが教えてくれた。象がエレファントグラスを食べている。人は干して健康茶として飲む。
また、動物が口にしない実もある。毒があるリアナの実。先住民は動物が食べている植物や虫も薬や食料として使い健康に保つ知恵を伝えてきた。(小学校低学年から)
(1650円。新日本出版社 Tel03・3423・8402)
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