和宮ゆかりの雛かざり展開催
6面記事有職雛(直衣雛)国立歴史民俗博物館蔵
国立歴史民俗博物館
国立歴史民俗博物館では2月26日より、総合展示 第3展示室 特集展示「もの」からみる近世「和宮ゆかりの雛かざり」を開催する。
幕末の動乱期、波乱にとんだ生涯を送ったことで知られる和宮は、仁孝天皇の第8皇女として生まれ、「公武合体」の証しとして文久元年(1861)14代将軍徳川家茂に降嫁した。
江戸時代に入ってから広まりをみせた雛まつり。数多くの雛人形を手もとにおき、3月3日の節句にはあちこちと雛人形を贈りあうなど、和宮が雛まつりを楽しんだことは記録からもうかがわれる。
本展では、和宮所用として伝来した雛人形・雛道具類を約100点展示。和宮が愛した人形や雛道具を通じて、江戸時代の女性の暮らしや、職人の優れた手わざの一端を紹介する。
【展覧会概要】
・名称=総合展示 第3展示室 特集展示「もの」からみる近世「和宮ゆかりの雛かざり」
・会期=2月26日(水)~4月5日(日)まで ※休館日は月曜日
・会場=国立歴史民俗博物館 総合展示 第3展示室 特集展示室(千葉県佐倉市城内町117)
・開館時間=9時30分~16時30分(2月)3月からは17時まで開館 ※入館は閉館30分前まで
・料金=一般600円、大学生250円 ※総合展示もあわせて観覧可
問い合わせ=03・5777・8600(ハローダイヤル)
公式サイト https://www.rekihaku.ac.jp