(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

　(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、競技会場の手荷物検査エリアに児童が育てたアサガオを仕切りとして並べる「フラワーレーンプロジェクト」の参加校を募集している。国公私立の小学校や義務教育学校の前期課程、特別支援学校の小学部など、約４００校を募る。募集期間は２８日まで。選考結果は来月１０日に通知する。
　同プロジェクトは、各競技会場入り口に設置する観客のセキュリティー検査を行うエリアで、観客の列を作るために使用される金属製のフェンスなどに代わり、児童が種まきから行って育てたアサガオなどの鉢植えを並べる取り組み。鉢には子どもたちのメッセージカードも添え、世界中から訪れる来場者をもてなす。
　１校当たり育てる鉢数は９０鉢もしくは１２０鉢。オリンピック対象校には４月下旬から、パラリンピック対象校には５月下旬から資材を配布する。
　各校では指定期間に種まきを行い、水やりなどの世話をする。指定のメッセージカードも記入し、鉢に取り付ける。
　申し込みや問い合わせは同プロジェクト事務局（Tel０３・５８０９・６６６４）まで。