実物展示やシミュレータで技術紹介、ものづくりを学ぶ
9面記事毎日開催している理科実験の様子
体験型プログラムで楽しく学習
三菱みなとみらい技術館は1994年に子どもたちに科学や技術に対して興味を持ってもらうことを目的に、三菱重工が横浜みなとみいらいに設立。館内は、陸・海・空・宇宙のゾーンから構成されている。ゾーンごとに毎年展示をリニューアルし、ものづくりや、最先端の科学技術を楽しく理解できるよう参加体験型の工夫が施されている。ロケットの実物エンジン、ジェット機の操縦シミュレータ、有人潜水調査船の実物大模型など、わくわくする内容が盛りだくさんだ。
校外学習は無料で入館でき、大型バスの駐車場や昼食場所も完備。脱炭素などの持続可能な社会の実現に取り組む技術として、火力発電や風力発電などの仕組みや、交通システムや社会インフラについて学ぶこともできる。ワークシートや企業OBボランティアの展示解説など、学習プログラムにも最適だ。企業訪問や職場体験、教員研修の受け入れも行っており、さまざまなニーズに対応してくれる。
館内では毎日開催している理科実験のほか、ワークショップや企画展など多種多様なイベントが充実。下見は随時可能なため、横浜地区に出かけた際は気軽に足を運んでみては。
問い合わせ=三菱みなとみらい技術館 Tel045・200・7351