「エコプロ」出展実験コーナーが好評 発泡スチロール協会
8面記事学校では出来ない実験に真剣に取り組む
発泡スチロールに関する正しい理解の普及と啓発に取り組む発泡スチロール協会(JEPSA・東京・千代田区・酒井幸男会長)は、小中高生向けの環境学習に力を入れている。
ひとつは毎年、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ」への出展だ。次回のエコプロは11月26~28日に開催され、期間中、同協会のブースでは「楽しく学ぼう!発泡スチロール」のテーマで子どもを対象とした体験型イベントを行う。
体験型イベントでは発泡スチロール大使の「できたくん」が発泡スチロールを使った「切り絵」を模したパフォーマンスを行う。また、来場者が参加できる実験コーナーでは、「発泡スチロールに生卵を落としてみよう」「実際の原料を膨らませてみよう」などの実験が体験でき、毎年多くの子どもたちで賑わう。実験中に出題されるクイズでは発泡スチロールの特性である「省資源」「省エネ」「リサイクル」についての理解を促進できる。
秋葉原で体験する環境教育
もうひとつは通年で開催している環境学習「循環型社会に適応したエコ素材」だ。
同協会の本部では、プラスチックと発泡スチロールの用途や製造工程などをプレゼンテーションや映像を通じて学ぶことができる。また、各種実験を通してその特性の理解を深めることも可能だ。
同協会はJR秋葉原駅昭和通り口より徒歩3分の場所にある。都内で環境学習に関する受け入れ先を探している学校には最適なプログラムだ。
環境学習講座は事前予約制。各回の定員は18名程度で1時間半~2時間の内容。申し込みや問い合わせは電話または同協会ホームページの問い合わせフォームで受け付ける。
問い合わせ=電話03・3861・9046
URL=https://www.jepsa.jp/