「STEAM教育」保護者の認知度は45%
NEWS e―ラーニング関連企業のイー・ラーニング研究所が、子どもがいる20~50代の男女を対象に「STEAM教育」について調べたところ、「『STEAM教育』を知っているか」との問いに対して「はい」が45%、「いいえ」が55%という結果が出た。同社では、「なじみのある言葉のひとつとして浸透し始めている」と見ている。
STEAMは科学、技術、工学、芸術、数学を意味する英語の頭文字をつなげた言葉で、各分野を融合させた教育方法として注目されるようになった。政府の教育再生実行会議も昨年5月の提言で推進することを求めた。
これらの5分野それぞれについて関心の有無を尋ねた設問では、芸術分野が最も関心を集めていることが分かった。「ある」と答えた人の割合は61・7%。最も低かった工学分野は43・2%にとどまった。
この調査は昨年12月から今年1月にかけて実施。179人を調査対象とした。