全国工業高等学校長協会が記念誌「百年史」を発行
9面記事 本年度で創立100周年を迎える公益社団法人全国工業高等学校長協会(理事長=佐々木哲・東京都立六郷工科高校統括校長)は1月15日、これまでの同会の歴史をまとめた記念誌「百年史」を発行した。同会の前身となった団体は1920(大正9)年3月15日に発足。この日を創立の日としている。
記念誌は559ページに及び、全11章で構成。工業教育の歴史を振り返りつつ、同会の活動の記録を収めている。教職員の人材確保の状況についても分析し、課題を示すなどしている。
同会の助成事業の成果や競技会の結果なども収録。昨年5月に開催された100周年記念式典の様子についても写真を掲載して紹介した。一般販売はなく、会員校・賛助会員の他、官公庁や図書館に配布した。