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オリンピック・パラリンピックをかけがえのない財産に~東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」~【第6回】

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 オリンピック・パラリンピックと聞いて、「聖火」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。過去大会でも、様々な趣向を凝らした「聖火リレー」が実施され、特に最終聖火ランナーによって聖火台に聖火が灯されるシーンは大会の一つの象徴的なシーンとなってきました。
 東京2020大会でも全国各地の皆様にご参加いただけるように「聖火リレー」を実施します。東京2020オリンピック聖火リレーは「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」、東京2020パラリンピック聖火リレーは「Share Your Light / あなたは、きっと、誰かの光だ。」をコンセプトに、桜をモチーフとした「トーチ」を用いて聖火が全国を訪れます。期間中は全国各地で聖火リレーや関連イベントにご参加いただけます。ぜひ、聖火が皆様の街を訪れるスケジュールやルートをご確認ください。

 また、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)では、児童・生徒の皆様に聖火リレーの意義や目的を学んでいただけるよう聖火リレーに関連した教育プログラムを展開しています。

(1) 聖火リレー関連教材等の配布
 児童・生徒の皆様に聖火リレーの意義や目的を学んでいただけるよう、教師用指導案及び授業で活用いただけるスライド資料を作成し、ウェブサイトで無償配布しております。低学年の子供にも気軽に聖火リレーに親しんでいただけるよう、クイズやぬりえ、「東京2020聖火リレー応援メガホン制作キット」もございますので、ダウンロードの上、ご活用ください。
 ※応援メガホン制作キットのみ、ご希望の学校に印刷済みのものを送付しております(先着順、着払い)。


聖火リレークイズを活用した授業の様子


東京2020聖火リレー応援メガホン制作キット(Photo by Tokyo 2020)

(2) 取組事例の収集・公開
 全国の学校での創意工夫を凝らした教育活動が他の学校へと広がることを目的として、聖火リレーに関する取組レポートを収集し、その一部をウェブサイトでご紹介しております。すでに、運動会で模擬聖火リレーを実施した事例や理科の授業に聖火リレーの要素を取り入れた事例等のレポートを掲載しておりますので、ご参照ください。
 なお、レポートをご提出いただいた全ての学校に、東京2020聖火リレー公式アンバサダー(野村忠宏さん・田口亜希さん・石原さとみさん・サンドウィッチマンさん)のメッセージ入り感謝状を電子データで贈呈しております。

(3) 東京2020聖火リレー公式アンバサダー学校訪問イベントの実施
 児童・生徒の皆様に聖火リレーを身近に感じていただき、またその意義等を学んでいただくためにアンバサダーによる学校訪問イベントを実施しております。
 2019年6月には宮城県石巻市の中学校、11月には千葉県東金市の特別支援学校、2020年1月には東京都世田谷区の小学校を訪問し、アンバサダーによる講演や聖火リレーに関するクイズ等を実施しました。
 限られた数の学校にしかお伺いできませんが、メディア等を通してアンバサダーの発信するメッセージが全国の子供たちに届くことを目指しております。


生徒にトーチを見せるアンバサダーの田口さん(Photo by Tokyo 2020)


東京2020マスコットも一緒に訪問(Photo by Tokyo 2020)

 その他、東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」の最新情報はウェブサイトからご確認ください。

 東京2020教育プログラム特設サイト「TOKYO 2020 for KIDS」
 https://www.city.suginami.tokyo.jp/seibi/1022537/olypara/1042778.html

(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 アクション&レガシー部 アクション&レガシー課 教育チーム)

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