「休業して大学院」の教員 減少続く
NEWS 無給ながら教員としての身分を失うことなく、専修免許状を取得できる「大学院修学休業制度」などにより休業して大学院に通う教員が減りつつある。
文科省が昨年4月1日現在の集計結果をまとめた。それによると、3年前の前回調査より17人少ない172人だった。平成15年度に378人を記録して以降、増えた年もあるが、ほとんどの年は減っていた。
今回の調査で都道府県別の人数は最多が大阪府の21人。福島、三重、鳥取、岡山、徳島、愛媛の各県と、千葉、川崎、相模原、浜松、神戸、岡山、北九州、福岡、熊本の各市はゼロだった。