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広島県内の不登校生支援団体、6割が学校と連携

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都道府県教委

 広島県教委が昨年8月から9月にかけて、広島県内で、不登校の子どもたちを支援している団体などを対象に実態調査を行ったところ、6割以上が学校と連携して活動していることが分かった。利用している子どもたちの学級担任からの訪問を受けたり、利用状況を学校に報告したりしていた。
 この調査は、ホームページなどで把握できた団体に調査票を送り、62団体から回答を得た。団体の類型を四つの選択肢の中から挙げてもらったところ、「フリースクール(フリースペースを含む)」が35・5%、「学習塾」が6・5%、「親の会」が4・8%、「その他」が53・2%という結果となった。「その他」には、放課後等デイサービスなどがあった。
 これらのうち、学校と連携していると答えた割合は64・5%。どのような連携か自由に記してもらうと、「所属校の担任等が来所」「必要に応じて、学校におけるケア会議、ケース会議に参加」などがあった。
 調査の名称は、「不登校等児童生徒を支援している民間団体等に関する調査」。その結果はホームページで公表している。

都道府県教委

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