これから大きく変わる英語教育に柔軟に対応できる教員の養成
9面記事名古屋学院大学大学院
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能に加えて、「対話する」ことも重視されるようになる日本の英語教育。
特に、2020年に実施される新学習指導要領では、小学校の3年生から外国語活動が必修化し、5・6年生は評価が伴う「教科」になる。すでに2018年からはそのための移行措置が始まっている。中学校でも英語による授業が始まり、高校の英語教育もさらに高度化する。さらに大学入試では4技能試験の導入が検討されてきている。
それに伴い英語教員の育成も変わる。これからは、より高度な英語能力、また最新の英語教授法を身に付けた教員が求められている。中でも将来、英語教員を目指す学生には「早いうちから英語力をアップし、ティーチングスキルを身に付けて欲しい」と呼び掛けるなど、指導力のレベルアップを求めている。
こうした状況下で注目されているのが大学院の果たす役割だ。
名古屋学院大学大学院は、実践的な能力・技能を併せ持つ英語教員を養成するために、通学制だけでなく通信制にも力を入れている。
同大学の通信制大学院は2001年に開設された「修士(英語学)」が取得できる唯一の通信制大学院。基本は、通信指導による自宅での自己学修だが、大学院担当の教員が、必要に応じて丁寧な面接指導をしている。2年間で確実に修士論文が完成でき、実力も着実に付けられる。
また、面接授業などで日本全国から集まる仲間たちとの絆も深く、大学院修了後も長く交流が続くのが魅力だ。
問い合わせ=名古屋学院大学大学院 丸の内サテライト大学院事務室 電話052・678・4076