文科相訓示 「端末整備の第一歩の年」
NEWS 萩生田光一文科相は7日、新年にあたって文科省職員に訓示し、今年は子ども一人一台の端末整備に向けた一歩を踏み出す大事な年になるとした上で、同時にネットリテラシーを高めることの大切さにも触れた。
また、萩生田文科相は訓示で、学校とともに霞が関の働き方改革も必要だと指摘。特に文科省の若い職員に対しては「子どもたちの授業や学校行事はかけがえのない機会。休みをとってでも参加し、そこから聞こえてくる声を政策にフィードバックしてもらえれば、よい教育環境がつくれるはずだ」などと述べた。
さらに昨年12月に延期を決めた大学入学共通テストの英語の民間試験を念頭に「私の稚拙な発言で文科省に大きな傷を付けてしまった。今年は攻めに転じて、われわれは未来をつくる大切な役所だという自覚と誇りを持って1年間やっていこう」と話した。