働き方が改善されていないと感じる教職員、6割超える
NEWS マークシート読み取り機の販売大手「スキャネット」が行った教職員の働き方に関する実態調査で、回答者の6割以上が働き方の改善について「ほとんど改善されていない」などと答えていたことなどが明らかになった。
調査は10月・11月の2か月間、全国の公立高校300校を対象にアンケート形式で実施し、140校から回答を得た。
現場での働き方改善について単一回答で問うと「この1年で大幅に改善された」と答えたのはわずか0・7%で「少しずつ、徐々に改善されるようになってきた」と答えたのは36・4%だった。一方で「ほとんど改善されていない」と答えたのは40・0%、「全く改善されていない」と答えたのは8・6%だった。「むしろさらにひどくなっている」という回答も12・9%あった。改善されていないと感じる回答を合わせると61・8%を超えていた。