農林業などの「専門職大学基本構想」(案)公表
NEWS山形県
山形県は農林業などの「専門職大学基本構想」(案)を公表し、県民からの意見を募っている。
専門職大学の設置に関しては、以下
・東北、日本を牽引する農林業経営者(スーパートップランナー)の育成
・農林業の現場に貢献する研究
・農林業による「やまがた創生」「地方創生」
を、その意義に掲げる。
現在ある農林大学校は継続し、専門職大学の附属校と位置付ける。専門職大学(3年次)への編入学(内部進学)制度など両者の連携強化、効率的な学校運営面から、一体的な運営をしていくという。
入学定員は40人程度。英語など幅広い教養を修得する「基礎科目」、土壌学、GAPの国際認証制度など「職業専門科目」、醸造学、発酵学、広告論など「展開科目」、経営実践演習など「総合科目」などで構成。県内4地域各地で展開する優れた農林業を営む実習先を確保して、複数箇所で学べる「臨地実務実習」も用意する。開学時期は「可能な限り早期」としている。
意見公募受け付けは、11月27日まで。