「小学校の教育改革に不安」9割
NEWS プログラミング教育や英語の教科化などの改革が進む小学校教育について、民間の教育機関の調査で9割の人が不安があると回答した。「教員の質」を理由に不安を感じる人が最も多かった。
調査は、小・中学生向けの動画教育配信サービスなどを提供している「イー・ラーニング研究所」が実施し、20代から50代の男女236人から回答を得た。
「2020年の小学校の教育改革に不安がある」という質問に対し、「はい」が88%、「いいえ」は12%。不安を感じている要因を聞いたところ「教員の質」が160人、「教育設備」78人、「教材」77人、「専門教員の数」76人の順で多かった。
一方、「2020年の教育改革に期待すること」では「子どもの自発的な学習意欲や関心を生かせる」が164人、「プログラミングにより論理的思考力を身につけられる」が146人と新学習指導要領に関連した内容が多かった。