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省エネ・長寿命で経済的な「LED照明器具」へ

12面記事

施設特集

LED照明器具への取替えを勧めるポスター

日本照明工業会

 学校体育館の高天井や校庭、各種施設などでいまだに広く使用されている水銀ランプ。LED照明器具の存在は知っていても、なかなか取替えに踏み切れない人も多いようだ。
 しかし、水銀に関する水俣条約の担保法の規定により、2021年以降、一般照明用の高圧水銀ランプは製造・輸出入が禁止される。つまり、今までと同じ照明器具を使えなくなる日が遠からずやってくるのだ。現に、水銀ランプの生産終了を発表しているメーカーもある。
 まだ壊れていないから、という理由で10年以上同じ照明器具を使い続ける人もいるが、実はこうした取替えの先延ばしには危険が伴う。照明器具は「10年たったら赤信号」と言われており、故障やそれに伴うケガなどのリスクが高まる。適切な時期に取り替えることが安全性を高め、さらに電気代も安くなる。この機会にぜひ、LED照明器具への取替えをおすすめしたい。

 問い合わせ=日本照明工業会ホームページ・水銀使用ランプに関する情報
 https://www.jlma.or.jp/shisetsu_renew/anzen/anzen9.html

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