建築物としての性能向上に向けた整備
15面記事 学校施設には、時代に合わせて、建築物としての性能向上が求められる。このことに関して、「すでに整備に取り組んだこと、今後取り組む予定のあること」について、複数回答で聞いた。
「洋式トイレの整備」は482自治体、「教室への空調(冷房)設備の導入」は469自治体が回答しており、多くの自治体で取り組まれていることが分かる。特に空調(冷房)設備の導入は、夏の猛暑が厳しさを増していることを反映した結果となった。
この他、「内外装や建具、家具への木材の導入」は125自治体、「エコスクール(環境を考慮した学校施設)の整備による省エネルギー推進」は99自治体、「ユニバーサルデザインの採用」は67自治体、「居住性の向上に向けた採光・通風の改善」は44自治体が答えた。