オリンピック・パラリンピックをかけがえのない財産に~東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」~【第2回】
NEWS東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)まで1年を切り、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)及び各競技団体は、競技運営及び大会運営の能力を高めることを目的としたテストイベントを実施しています。2019年10月から12月までの3か月間で、12競技ものテストイベントが開催されます。一部の競技は一般の方も観戦いただけますので、ぜひ注目してください。
今回は、2019年9月末時点で、全国の学校又は児童・生徒の皆様に参加いただけるプログラムを紹介します。
(1) 東京2020高校生英語スピーチコンテスト
日本橋におかれたオリンピック・シンボル (c)Tokyo 2020
オリンピックは「平和の祭典」と称されます。東京2020大会においても、国連総会における大会期間中の休戦にかかる決議や、アスリートが平和への祈りをこめて署名するムラール(壁)の選手村内への設置など、平和へ向けた様々な取組が予定されています。
東京2020組織委員会は、高校生の皆様に「平和の祭典」としてのオリンピックやスポーツの持つ力について自ら考え、自らのことばで世界に発信するきっかけとしていただくことを目的としてスピーチコンテストを実施しています。募集テーマは「平和な世界に向けてスポーツの果たす役割」で、応募締切は2019年10月23日(水)です。
高校生が個別にスピーチを応募する「個人賞」のほか、学校での同テーマに係る学習活動を表彰する「学校賞」もあります。ウェブサイトにおいて、授業で活用いただける指導案やビデオコンテンツを提供していますので、学校において改めてオリンピックの価値を考える機会としていただければ幸いです。
コンテストのキックオフとして実施した公開授業 (c)Tokyo 2020
(2) 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたポスター募集企画
ポスターを制作する生徒 (c)Tokyo 2020
東京2020組織委員会は、東京2020大会に対する小・中学生の興味関心の向上のため、オリンピック・パラリンピック等をテーマとしたポスターの募集を2015年度から毎年実施し、全国の学校から創意工夫を凝らした作品をご応募いただいています。応募作品は、東京2020公式ウェブサイトへの掲載のほか、自治体や東京2020大会パートナー企業等へ貸出し、東京2020大会の機運醸成のために展示活用されています。
5回目となる2019年度は、「世界の選手を応援しよう」をテーマにポスターを募集しています。
対象は小学5年生、中学2年生及び特別支援学校小学部5年生・中学部2年生(※)、応募締切は2019年10月18日(金)必着です。
※海外の日本人学校を含みます。また、各学校の状況に合わせ、他学年での実施も可能です。
表彰式(2018年度) (c)Tokyo 2020
(3) 東京2020みんなのスポーツフェスティバル
優秀賞受賞校に贈呈する特製リレーバトン (c)Tokyo 2020
児童・生徒にとって最も身近なスポーツ大会である運動会や体育祭を、東京2020大会を身近に感じるきっかけとしていただくための事業です。オリジナルトーチを活用した模擬聖火リレーの実施、東京五輪音頭の披露、オリンピック競技・パラリンピック競技の要素を含んだプログラムの実施など、オリンピック・パラリンピックの要素を含む取組をご応募いただくと、審査により選ばれた優秀賞10校に特製リレーバトンを贈呈します。
また、ご応募いただいた取組事例をウェブサイトにて公表することにより、同様の事例が全国に広がり、東京2020大会以降もレガシーとして実施されることを目標としています。
対象は幼稚園から高等学校段階までの学校(※)、応募締切は2019年12月20日(金)までです。
※各種学校として認可を受けた外国人学校及び海外の日本人学校を含みます。
上記のほか、引き続き全国の皆様に東京2020大会に参画いただける機会を設けてまいります。最新情報は、東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」特設ウェブサイトにてご紹介いたしますので、ぜひご参照ください。
東京2020教育プログラム特設サイト「TOKYO 2020 for KIDS」
(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 アクション&レガシー部 アクション&レガシー課 教育チーム)