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夏休みに有志集めてプログラミング体験

8面記事

ICT教育特集

柏市立手賀東小学校

 千葉県柏市立手賀東小学校では、夏休みに入ってすぐの7月26日、子ども向けのプログラミング教室を開催した。
 学校からの案内を見て有志の子どもたち20名ほどが集まった。上級生と下級生を組み合わせて3~4人で一つのグループをつくり、江崎グリコが提供する子ども向けプログラミング教材「GLICODE(以下、グリコード)」に取り組んだ。
 「グリコード」は、お菓子のポッキーとタブレット等を組み合わせて使い、ポッキーを所定のルールに従って並べてプログラムをつくり、キャラクターに指示を出して課題をクリアする内容だ。
 この日は佐和伸明校長の指導のもと、「グリコード」で用意されている授業用コースにチャレンジした。
 まず、佐和校長がプログラミングで動いているものとして信号機やお掃除ロボットを例に取り上げ、コンピュータに命令を出すと動く仕組みを説明した。
 次に子どもたちは、教材の基本操作を確認した後、ポッキーを模した教具を紙の上に並べてプログラムをつくり、1―6までのコースに取り組んだ。最初に自力でどうすればクリアできるか考え、難しい場合にはグループで相談して学び合う姿も見られた。
 続いて、「繰り返す命令をループと呼びます」と佐和校長が解説を加え、後半はこのループの考え方を活用して2ー1以降のコースに取り組んだ。
 佐和校長は「柏市は2年前から全小学校で4年生以上を対象にプログラミング教育を実施しています。今回のイベントは、1年生から3年生の児童を対象に、低学年でもできそうな活動を探ることをねらいました。グリコードは低学年であっても取り組みやすく、プログラミングの基礎を体験するのに適した教材だと感じました。今後、市のプログラミング教育のカリキュラムの見直しにつなげていけたらと考えています」と話していた。

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