情報技術者の育成目指し、来年開学 東京国際工科専門職大学
7面記事 東京国際工科専門職大学の2020年4月からの開学が決定した。
ソフトウェア技術の応用領域におけるイノベーションを目指し、デザイン思考が実践できる情報技術者、“Designer in Society(社会とともにあるデザイナー)”を養成することを教育理念として掲げる。AI、IoT、ロボット、ビッグデータ等の新たな技術を産業や社会に取り入れてイノベーションを創出し、社会的課題の解決を実現する超スマート社会「Society 5・0」の時代に対応する学科「情報工学科」と、IT技術の応用でさらにインタラクティブなゲームやデジタル映像が求められる時代に対応する学科「デジタルエンタテインメント学科」の2学科で構成する。
学長には吉川弘之が就任する。同氏は東京大学総長、放送大学長などを歴任し、2014年には学術で顕著な功績を上げた科学者から選ばれ、日本の科学者としては最も権威ある日本学士院会員となった。現在、英国バーミンガム大学名誉博士、ノルウェー工科大学名誉博士、国立研究開発法人日本学術振興会最高学術顧問などを務める。
すでに入試やオープンキャンパスなども始まっている。