校長の「対応力」向上の具体策紹介
3面記事遠藤真司氏が新刊
遠藤真司・早稲田大学教職大学院客員教授はこのほど「明日を創る学校経営」シリーズの3冊目となる「校長の力は『対応力』で決まる」(第一公報社)を発行した。遠藤客員教授はこれまで、自身の校長時代の経験を基に「校長の力は『話す力・聞く力』で決まる」「校長の力は『書く力』で決まる」(同社)を執筆。校長講話や学校便りの参考になると好評だ。
本書では、教職員との日頃の接し方や問題が起こったときの対処法を紹介している。「教員にとっていい校長とはいい授業に向けて適切な助言をくれる存在」とし、そのために自ら学ぶ姿勢の大切さを説明。褒めて伸ばす、公平に接するなど、教職員と接するときのポイントも示した。
問題発生時の対処は、3・11を例に挙げた。柔軟な発想や対応の重要性が分かる。校長と教員・保護者とのトラブルの対処例なども併せて載せた。
定価は400円(税別)。
問い合わせ=第一公報社 Tel03・6801・5118