はらぺこゾウのうんち
19面記事藤原 幸一 写真・文
南アジアの国。ジャングルの中に大きなうんちを見つける。ゾウを発見。ゾウは毎日、150キログラムの葉っぱや草を食べ、140リットルの水を飲む。大きな群れを作り、食べ物と水を求めて歩き回る。雨の季節になっても降らない「干ばつ」がこの10年で9回もあった。干ばつは地球温暖化のためだ。国立公園のゾウは電流が流れる柵を越えて食べ物を探す。
人々はゾウに甘くおいしい食べ物を与えたため、ごみ捨て場に来るようになる。そしてレジ袋の混じったうんちや死因が不明のゾウの死体。干ばつによる影響だ。(小学校低学年から)
(1728円。偕成社 Tel03・3260・3221)
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