小学生の夢が書かれた付箋がモザイクアートに「巨大!こども夢しんぶんづくり」開催
6面記事マスコットキャラクターの「ゆめあつメルコ」
一般社団法人 日本新聞協会主催「巨大! こども夢しんぶんづくり」が開催中だ。
同イベントは全国の小学校から子どもたちの夢が書かれた付箋を集め、一枚の巨大な「新聞風モザイクアート」を作ろうというもので、完成すれば、横20メートル、縦27メートルにもなる。必要な付箋は約9万枚、面積は500平方mと学校の垣根を越えた一大イベントだ。
2018年12月、新聞のPRを目的とした日本新聞協会のプロジェクト「新聞科学研究所」の調査で、新聞を購読している家庭の子どもの52・6%が「夢がある」と回答し、購読していない家庭の子どもに比べて約10ポイントも高いことがわかった。「巨大! こども夢しんぶんづくり」はこの結果を踏まえ、日本新聞協会が新聞各社と協力し、子どもたちの夢を応援するイベントとして立ち上げたものだ。
前述の調査を行った新聞科学研究所は、「親が広げる新聞を子どもがのぞき見たり、家族の間でニュースが話題になったり、ということは頻繁にあるようだ。新聞を通して世の中の出来事に触れることが、外の世界に興味を向けるきっかけになり、さらには夢を持つきっかけになっているのではないか」と分析している。
夢しんぶんの完成式は8月末に東京都内で行われる予定。