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保護者「理系に進んでほしい」7割

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 小・中学生の子を持つ保護者の70・0%が、理系に進んでほしいと考えていることが、アイデム(東京・新宿区)の調査で分かった。児童・生徒の性別による差があり、男子の場合は8割が、女子の場合は6割が理系に進むことを望むという結果になった。
 同社は13日「親の子どもに対する就職期待とキャリア教育に関する調査」の結果を公表。調査は5月14~19日に、インターネット上で行い、小・中学生の子を持つ保護者3600人が回答した。
 「理系に進んでほしい」と回答した割合は男子小学生の保護者が81・9%、女子小学生の保護者が60・2%、男子中学生の保護者が79・0%、女子中学生の保護者が57・0%。女子小・中学生の保護者の約6割が理系に進んでほしいと考えている。一方、小・中学生とも男子の保護者の方が、女子の保護者より20ポイント以上理系進学を希望する割合が高かった。
 また、子どもの働き方について「不安定でも、やりたい仕事に就いてほしい」が38・8%、「安定した仕事に就いてほしい」が61・2%となった。
 キャリア教育については、現時点で必要だとした保護者2345人に「キャリア教育として家庭で意識して行っていることはあるか」を聞いたところ、「ない」の回答が90・1%に上った。

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