おおかみのおなかのなかで
18面記事マック・バーネット 文
ジョン・クラッセン 絵
なかがわちひろ 訳
ある朝、ネズミはオオカミに食べられる。おなかの中は真っ暗。泣いていると「静かにしてくれ! 寝られないよ」という声が。アヒルが寝ていた。おなかの中は真夜中でも、外は朝。そこで朝ご飯にする。アヒルはおなかの中はいろいろな物が手に入り、落ち着くと言う。ネズミは居心地はいいが、外の世界を望む。2匹が騒ぐと、オオカミは気分が悪くなる。狩人がオオカミを狙い撃ち。2匹は(自分の家)オオカミを助けようと外へ…。(小学校低学年から)
(望)
(1836円。徳間書店 Tel049・293・5521)