「北方領土」の修学旅行教員向け下見ツアー募集中
15面記事 日本の領土に関する教育等の一層の充実を図るため、新学習指導要領で充実された「北方領土」の学習。内閣府北方対策本部は、若い世代の関心を高めようと北方領土隣接地域(根室市・別海町・中漂津町・標津町および羅臼町)への修学旅行等の誘致事業を行っている。
北方領土隣接地域には、北方領土を直接目にすることができるだけでなく、歴史、自然や地形、返還要求運動の解説、ロシア文化などを、わかりやすく学ぶことのできる施設が数多くある。北方四島交流センター(根室市)は、北方四島に居住するロシア人達との交流拠点になっている。展望室から国後島や知床半島を望むことができ、展示室では北方領土の歴史や現状を映像などを通して学ぶことができる。元島民の早期返還の願いを込めて建設された北方領土館(標津町)では、パネルによる島の様子の紹介、立体パノラマ、島に生息する動物の剥製(はくせい)のほか、返還運動の歴史などが展示されている。
内閣府北方対策本部主催の教員向け「北方領土隣接地域への修学旅行誘致促進のための下見ツアー」が開催されるので、参加してみてはいかがだろうか。
【下見ツアー実施概要】
・日程=7月下旬から8月にかけて2泊3日で実施(羽田空港発着・伊丹空港発着・中部空港発着・福岡空港発着の全6回。詳しくはホームページを確認)
・対象=教員および教育関係者
・定員=各回15名
・申込方法=ホームページまたは郵送もしくはFAXで
・申込締切=6月28日(金)必着
・主催者=内閣府 北方対策本部 啓発係
申込・問合せ先=東武トップツアーズ(株) 北方領土隣接地域修学旅行下見ツアー担当
ホームページ https://conv.toptour.co.jp/shop/evt/cao-hoppo-2019/
Tel03・5348・3500
FAX03・5348・3799