2019年度 第45回 実践研究助成「贈呈式」を開催
12面記事奨励状を授与される気仙沼市立面瀬小学校。この後代表して「決意表明」も行った。
パナソニック教育財団
(公財)パナソニック教育財団(東京都港区・小野元之理事長)は5月31日、今年度の第45回実践研究助成の「贈呈式」を開催した。
同財団による研究助成制度は、学力・人間力向上などの教育課題の改善に、ICTを効果的に活用して取り組む実践的研究を対象に行なわれている。1年間の研究を対象とする一般部門と、2年間の継続研究に対し助成する特別研究指定校部門がある。
今年度の「特別研究指定校」には、東京学芸大学附属小金井小学校や大阪市立新巽中学校など5校が選ばれた。
贈呈式では小野理事長による挨拶、来賓祝辞の後、事務局による選考総評に続き、助成先となった各校・団体に、奨励状が手渡された。その後講演、前回実践研究助成での優秀事例紹介も行われた。
また「スタートアップセミナー」と題された第2部では、互いの研究概要を発表し合っての意見交換や、専門委員からの助言を受ける「グループディスカッション」「交流会」なども行なわれた。
今後、各助成対象校・団体は、個々に具体的な実践研究を進めていく。
問い合わせ先=(公財)パナソニック教育財団
Tel03・5521・6100
ホームページ=http://www.pef.or.jp
「児童・生徒のツールとしてのICT」と題した講演を行った市川伸一・東京大学客員教授