「アイヌ新法」が成立、北海道・白老町で教育旅行受け入れ準備進む
NEWS民族共生象徴空間 リーフレット
「アイヌの人々が誇りを尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」が開会中の通常国会で成立したことを受け、文科省は都道府県教委などに対し、同法律の概要を伝達すると共に、留意事項として「アイヌに関する教育並びにアイヌへの理解を深めるための啓発活動及び広報活動の充実に向けた取り組みを推進する」とした参議院付帯決議を挙げる通知を出した。
北海道白老町に来年4月に開設予定で、アイヌ文化について学んだり体験したりできる「民族共生象徴空間」に関して、管理業務などを担う法人を文部科学大臣と国土交通大臣が指定することも規定した。
この施設では、小・中学校、高校などの教育旅行を受け入れる準備を進めている。