「四訂 栄養教諭論」発刊 改訂学習指導要領に準拠
18面記事建帛社
建帛社(東京都文京区)は、今年5月に「四訂 栄養教諭論―理論と実際―」(金田 雅代 編著)を刊行した。
本書は、栄養教諭制度の立ち上げに際し、大学などでの教員養成課程における「栄養に係る教育に関する科目」のテキストになるようにと、2005年に初版が発行された。その後、改訂を重ねて、今回は四訂版が刊行された。
栄養教諭制度の創設に尽力した金田雅代・女子栄養大学名誉教授(元文部科学省学校給食調査官)による編著で、四訂版では、学習指導要領の改訂と文部科学省による「食に関する指導の手引(第二次改訂版)」を踏まえて、大幅に内容を見直した。また、この10年間に取り組まれてきた食育の実践例などの充実を図った。
特に今回の学習指導要領では、生涯にわたって健康で安全な生活や健全な食生活を送るために必要な資質・能力を育むためには、各教科をはじめとして学校全体での食育に取り組む必要性が重視されており、そこで果たす栄養教諭の役割の重要性が改めて指摘されている。
本書は、これから栄養教諭を目指す学生の教科書として、また現役として栄養教諭や学校栄養職員、教職員、地域で活躍されている食育関係者の方々にも、最新の情報を得られるテキストとして活用できる内容だ。
「四訂 栄養教諭論―理論と実際―」金田 雅代 編著
B5版・224頁 定価(本体2,800円+税)
ISBN978―4―7679―2116―7
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