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子どもの「困り感」可視化、対応示すウェブサービス開始

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特別支援・保健

過去のデータから分析

 教材ソフトの企画、開発などを手がけるレデックス(東京・町田市)は先月、子どもの過敏や両手足の協調の苦手さなどによる「困り感」を可視化して対応策を示すウェブサービスを開始した。教職員などから子どもの行動などについて情報提供を受け、これまでの研究結果に基づいた分析結果を行い、レポートにまとめる。
 このサービスは、「感覚・動作アセスメント」と呼び、公立学校や放課後デイサービスなどに導入する。学校はパソコンやタブレットなどで利用する。
 教職員などが、子どもの行動などについて当てはまる項目をチェックすると、発達障害などに関する研究結果を参考にしたデータベースで分析される。子どもの状態をグラフ化し、対応の仕方に対するアドバスを示したレポートが返ってくる。
 診断は、視覚や聴覚などの感覚関連と、書字や姿勢などの動作関連に分けて行う。サービスでは、子どもが自身の感覚を自覚し、支援する学校や保護者は適切な対応法を見つけることを目的としている。
 文科省の調査では、全国の児童・生徒の6・5%が特別な支援が必要となっている。発達障害などの症状を、子ども自身や周囲の人々が気づいていない場合もあるという。

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