埼玉県教委、「同和」に焦点当て人権教育の資料
NEWS 埼玉県教委は小・中学校、高校の人権教育に関する実践指導資料を策定した。これまで、同県教委では人権教育に関し、指導資料と指導案集をそれぞれ刊行してきたが、今回は一冊にまとめた。前半は同和問題に焦点を当て、被差別部落について教職員自身が理解を深めた上で、授業を進める上での考え方を示した。
このうち、中学校の道徳科の指導案では、江戸時代の身分制度を踏まえた上で、現代の結婚について考えるという授業を示している。
後半は同和問題に限らず、広く人権に関する授業の事例を収めた。