通学時の自転車事故が増加
NEWS 通学時の自転車事故件数が増えている。2017年に起こった自転車事故の件数は中学生が1万人当たり6・24件、高校生が25・56件で、それぞれ前年より8・9%、7・7%多かった。都道府県別では、中学生は佐賀、高校生は群馬が最多だった。生徒1万人あたりの事故件数は2017年に佐賀で28・41件、群馬で91・94件だった。前年との比較では、中学生は鹿児島、高校は鳥取の増え方が最も激しかった。
この調査は(公財)交通事故総合分析センターのデータに基づき、「自転車の安全利用促進委員会」が分析した。同委員会は自転車の整備の重要性など、安全な利用に向けた啓発活動を行っている。