浜松市の外国人児童・生徒、日本の学校を選ぶ傾向強まる
NEWS 浜松市在住の外国人世帯の間に、子どもの就学先は外国人学校よりも日本の小・中学校を選ぶ傾向が強まっている。浜松市が昨年7月に行った抽出調査の結果によると、調査対象となった世帯の学齢期の子どもは第1子で76・2%、第2子で79・4%が日本の小・中学校に通っている。外国人学校に通っている割合は第1子で7・9%、第2子で1・5%だった。
2014年に行った調査で日本の小・中学校に通っている割合は第1子で64・5%、第2子で69・6%だった。外国人学校に通っている割合は第1子で13・5%、第2子で10・1%だった。
この結果について同市では、「外国人の定住化が進んだことや、日本生まれ日本育ちの外国人が増加したことも一因と思われる」と分析している。
今回の調査には460人から回答を得た。回収率は23.4%だった。就学状況は子どもがいる世帯の回答を集計した。