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季節のごちそう ハチごはん

15面記事

子どもに読ませたい本

横塚 眞己人 写真・文

 岐阜県などのある地域では、ハチの子を食べる習慣がある。串原地区で農業をする中垣氏からヘボ(クロスズメバチ)の話を聞く。ヘボは土の中に巣を作るので、見つけるために「ハチ追い」をする。イカの小さい切り身を細い糸で縛り、糸の先に白い玉(印)を付ける。ヘボは印の付いた切り身を抱え森へ。
 ヘボの巣穴を発見。巣を小箱に入れて、家や森で餌や砂糖を与えて世話をする。巣が大きくなると抜き取り作業。一枚の巣盤に幼虫やさなぎがいる。甘露煮で食べる。
 「ハチの子」の食べ方が分かる。(小学校低学年から)
(1620円 ほるぷ出版 Tel03・6261・6691)
(望)

子どもに読ませたい本

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