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「自殺したい」と思った経験、4人に1人は「いじめが原因」

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 日本財団が18歳から22歳までの人を対象に自殺について調べたところ約3割に「本気で自殺をしたい」と考えた経験があり、その原因は「いじめ」が多いことが分かった。この調査は昨年11月から12月にかけ、モニター登録をしていた人からインターネットで回答を得た。3126件の有効回答があった。
 「本気で自殺をしたい」と考えた経験がある割合は男性が26%、女性は34%だった。その原因を選択肢から挙げてもらったところ「学校問題」がもっとも多く、48%に達した。具体的に記述してもらったところ、このうちの49%に「いじめ」に当てはまる状況が見られた。調査報告書では、いじめについて、「若年層の自殺念慮・未遂者の約4分の1が原因とする大きな問題」としている。

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